ギブラーリの用法及び用量
投与が予定から遅れた場合
- 可能な限り速やかにギブラーリを投与し、以降は、その投与を起点として1ヵ月間隔で投与してください。
ギブラーリ調製時の注意
調製時の注意点
- ギブラーリは、無色~黄色澄明の溶液です。外観や、溶液に変色や不溶性微粒子が認められた場合は、使用しないでください。
体重に基づく用量調節
- ギブラーリは、投与前に希釈等の工程を必要としない製剤であり、189mg/mLの単回投与バイアルとして提供されます。
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ギブラーリは、体重1kgあたりギボシラン2.5mgを皮下注射します。計算式と、簡易的な投与換算表を下記に示します。
投与の際には毎回体重を測定し、患者の体重に基づき投与液量を算出してください。
患者の体重(kg)×2.5mg×1mL/189mg = 投与液量(mL)体重(kg) 投与液量(mL) バイアル数 使用注射器 30 0.4 1バイアル適切な小容量注射器を選択 40 0.5 50 0.7 60 0.8 70 0.9 80 1.1 2バイアル90 1.2 100 1.3
ギブラーリ投与時の注意
投与時の注意点
- 腹部、上腕部、あるいは大腿部のいずれかの部位に投与してください。
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ギブラーリの単回注射量の総量が1.5mLを超える場合は、各回ほぼ等しい投与量を、複数回に分割して投与してください。
例)
120kgの患者の場合:
投与液量は1.6mLとなり、1mLシリンジに0.8mLずつ吸引し、皮下注射を2回行う。
詳細は適正使用ガイドをご参照ください。
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